台風シーズンや梅雨など雨が多い季節にお問合せ頂くのが、雨漏れや漏水に対するご相談です。
一見だけでは漏水の場所を特定することが難しく、また漏水箇所によっては建物の基幹部分に浸透し建物全体の耐久性に悪影響を及ぼす可能性もあります。
症状が深刻化するとさらに余計な工事が必要となり修理費もその分かかってしまうことも想定されます。
雨漏れや漏水の症状を発見したら、すぐに専門の業者に調査を依頼することをお勧めします。
今回のコラムでは、どのように漏水の原因や場所を特定するのか、調査方法をご紹介させて頂きます。
■サーモグラフィーによる雨漏れ・漏水調査
調査方法も種々ありますが、最も一般的な調査がサーモグラフィーを使った調査です。
先日、ご依頼頂いたお客様の状況をもとに手順をご紹介させて頂きます。
【CASE:テナントビルの調査事例】
1 散水テスト
今回ご依頼頂いたのはオフィスやテナントが入るビルのオーナー様からです。漏水の目視による状況から、恐らく、屋上から内部に水が入り込んでいるのではないかとの仮説を立てました。
その後、散水テストという、ホース等で疑わしい部位に水をまき、雨漏れを再現することにより雨漏れの原因の究明をするテストを行いました。
今回の場合は屋上からの漏水という仮説ですので、屋上に1時間ほど水を撒き状況を確認しました。
2 サーモグラフィによる調査
散水テストの後、室内の雨漏れが発生している場所にてサーモグラフィーテストを行います。
建物を赤外線サーモグラフィー装置で撮影するとその建物の表面温度が表示された画像を得ることができます。
水が浸入した部分は温度が下がるので、その画像から水の侵入経路を確認することができました。
3 修繕方法の検討
サーモグラフィー調査から水の侵入経路を特定できたので、具体的に屋上のどの部分から漏水が発生しているかが分かり、その箇所の防水の補修工事を行いました。
以上のように具体的な事例にて説明させて頂きましたが、
サーモグラフィーテストのメリットとしては以下が挙げられます。
【サーモグラフィー調査のメリット】
・天井・壁などの建物を解体せずに調査できる
・その分調査期間が短くてすむ
・手の届かないところや高所なども調査が可能
・専用のカメラさえあれば水道水のみでテストが可能
・水分が可視化されるので、結果がわかりやすい
サーモグラフィー以外にもテスト方法はあり、状況を確認しながら適切な方法を選択します。
いずれにしても、一般の方が見てもほとんど分からない事が多いのが漏水です。
雨漏れや漏水でお困りのお客様、ぜひ一度BIG HAMAにご連絡ください。
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